学校法人尚絅学院では中学校・高等学校校舎の全面的な建て替えを行い、2015年5月に新校舎棟が完成、8月より利用を開始しました。新体育館建設・グラウンド整備を含めた全体計画は、2016年12月に完了しました。
お知らせ
- 2016/12/26
- 中学校・高等学校体育館建設の進捗状況(2016年12月)
- 2016/11/16
- 中学校・高等学校体育館建設の進捗状況(2016年11月)
- 2016/10/11
- 中学校・高等学校体育館建設の進捗状況(2016年10月)
- 2016/08/31
- 中学校・高等学校体育館建設の進捗状況(2016年8月)
- 2016/07/25
- 中学校・高等学校体育館建設の進捗状況(2016年7月)
校舎建設スケジュール
- 2013年12月
- 八幡校地施設解体開始、中学校・高等学校新校舎建設開始
- 2015年5月
- 新校舎完成
- 2015年8月
- 新校舎授業開始
- 2015年9月
- 広瀬校地解体開始
- 2016年8月
- 新体育館完成、八幡校地旧体育館解体開始、八幡校地に新グランド整備
- 2016年12月
- 計画完了
コンセプト
創立120年を迎えたキリスト教の学校として、建学の精神を醸し、地域に根ざしながら質の高い教育活動が実践できるような落ち着きと品格のある建物とする
- 探究:真理と人間性の追求を求め、質の高い教育活動が実践できる場とする。
- 出会:地域に根ざす学校として教員・生徒・保護者、地域、同窓生など多様なコミュニケーションが醸成できるよう機能的な建物とする。
中高教育のキャッチフレーズ:
Find Your Best Gifts!
敷地条件、周辺環境を踏まえた配置計画
キャンパス内外からの見え方、風景に配慮したつくりを考えて、敷地周辺の豊かな自然環境の調和を大切に各施設の配置を行います。限られた敷地を最大限活用すべく空間が連続する階層で構成し、高低差のある敷地を有効的に活用します。
尚絅教育の特色を踏まえた建築計画
尚絅学院中学校・高等学校ならではの一貫教育を実現するために学習環境や生活環境にも配慮します。多様な教育プログラムに柔軟に対応できるよう、またキリスト教教育のシンボルでもある礼拝堂を中心とした建物構成とします。
平面構成の特色
中学校・高等学校それぞれの領域が確保され、階ごとに学年を配置できる構成とします。普通教室と特別教室を対面に配置し、他の生徒の学習内容や成果を感じることのできる環境をつくり、クラス内外においての交友関係を充実できるようにします。交流スペースやコミュニケーションコーナーを設け交流環境にも配慮した構成とします。
特色
キリスト教主義の学校(祈りの場の確保)
- 校舎の中央に設置される970名収容の礼拝堂
- 240名収容の大講義室
生徒を大切にする学校であるために
- 冷暖房完備で快適な普通教室
- 学習ニーズに対応する小講義室・相談コーナー、学習室
- きめ細やかな対応が可能な面談室・カウンセリング室・進路相談室
- 生徒同士の交流スペースとして
カフェテリア風食堂・休憩コーナー、吹き抜け空間
多様な教育活動を実践するために
- 学力:各サイズの講義室・学習室
- 表現力:PBL対応オープンスペース・表現実習室
- 読書力:使いやすさを考慮し図書室を1階に設置
- 情報力:2種のコンピュータ室・CALL教室
- 体力:同時4展開が可能な体育館・2面(広瀬・八幡)の運動場を確保
芸術を愛する心の育成のために
- 音楽:練習室3室を有する第1音楽室・開放感のある第2音楽室
- 美術:美術・木工・工芸(陶芸・七宝)等多様な授業が可能な美術室
- 表現:ダンス・オペラ・演劇等の身体表現活動が可能なハイサイドライトの表現実習室
- その他:書道室・和楽器演奏や茶道が可能な和室
尚絅学院中学校・高等学校パース(全体完成図)
新校舎(澱橋から見た校舎全景)
新校舎(正門から見た校舎)
礼拝堂
ステンドグラスから光りがさしこみ、凜とした空気中にも温かさを感じるデザイン。高い天井と計算された音響が、パイプオルガンの美しい響きをより際立てます。
- 澱橋から見て正面に配置、中島丁正門から入って真南に位置する
- 全座席数―970席(下部726席、上部244席)
- ウォーカー社製パイプオルガンは移設
- 正面の壁には十字架、講壇の裏には通路(演劇等に利用)
- 礼拝堂内の窓の一部にはステンドグラス