学校法人尚絅学院

第二体育館・トレーニング棟

2019年4月の心理・教育学群学校教育学類小・中学校(保健体育)領域設置に伴い、中学校教諭(保健体育)の実技施設として、第二体育館・トレーニング棟を建設しました。また、第二体育館は、愛称を学生に募集し、「結(ゆい)」という名称になりました。

コンセプト

第二体育館・トレーニング棟

木の体育館
~人にとってちょうど良い広さ、居心地の良い空間~

建設の目的は、①体育教員を目指す学生の養成の場、②本学院の全ての学生・生徒・園児が快適に過ごせる「スポーツキャンパス」、③地域の方々も活用したくなる『施設』造りです。

コンセプトは「木の体育館~人にとってちょうど良い広さ、居心地の良い空間~」としました。RCや軽量鉄骨等による大規模な体育館ではなく、学生や地域の方々等の利用者目線で、広すぎず、居心地の良さを感じられる空間としつつ、木の肌合いとやさしさ、温もりを感じられる里山の自然に包み込まれた『木の体育館』を目指しました。

特色

第二体育館は、特殊な工法の木造「トラス工法」で建てられ、館内に入ると三角形に組まれたトラスが天井一面に広がる、木の息吹を感じる空間となっています。本学が理念に賛同しているSDGsを体現した施設として、『持続可能で多様性と包摂性のある』ことを意識し建築されました。内装外構ともにバリアフリーを基本とし、畳敷きの柔道場を1面、壁一面に鏡を設置したフローリングの剣道場を1面、柔道場と剣道場の隣に間仕切り可能なフリースペース、用具庫等を配しています。体育教員養成のための柔道等の授業使用にとどまらず、空手部や演劇サークル等の学生たちの課外活動、総合型地域スポーツクラブ「絆」での地域の方々の運動活動、講演会場や検診会場としての学事での各種利用等、多目的に活用できる施設としました。

トレーニング棟内には、充実した機材を備えた「トレーニング室」の他、『尚絅の森』での「里山再生プロジェクト」においても利用できるスペース「かもしかルーム」を設けました。

尚絅学院大学第二体育館~着工から竣工までの軌跡~

建設スケジュール

2020年1月
第二体育館建設工事開始
2020年8月
第二体育館完成
2020年12月
トレーニング棟建設工事開始
2021年3月
トレーニング棟完成
2021年4月
利用開始