学校法人尚絅学院

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8/14の中央日報等の新聞記事について

2006/09/06

「もし戦争が起こったら国のために戦うか」のアンケート調査について

  日本・中国・韓国による上記の調査が行われ、日本の調査は、尚絅学院大学が担当したとの新聞報道があり、数件の問い合わせがありましたのでお答えいたします。
  今回の調査は、学校法人尚絅学院並びに尚絅学院大学が行った調査ではなく、また、本学学生が関与したという事実も、全くありません。但し、学内調査の結果、次のことが明らかになりましたのでお伝えいたします。
 国際研究により韓国との交流を進めている本大学教員が、前職中に「両国の青少年の意識調査」に関する共同研究を進めた際、韓国の研究者が作成したアンケート内容について意見を求められました。しかし、『戦争になった場合を想定しての項目』については、日本の青少年に行う調査としては、不適切であるとの意見を述べ、その時は実施されませんでした。
 その後、当該教員には、調査内容の確認や調査結果の総括についても事前に通知されることなく、結果だけが新聞発表されたことに、本人はもとより、こうした経緯に関わりのない尚絅学院としても大変驚いています。改めて当該教員が自らアンケート調査を実施した経緯も、本学学生がアンケート等に関与した事実もないことをお知らせいたします。
  尚絅学院並びに尚絅学院大学としては、こうした誤報が、本学が進める国際交流に影響することはありませんが、今後とも調査の取り扱われ方については、十分注意していきたいと考えています。

2006年9月6日
                 学校法人尚絅学院 学院長代行 
                              宍戸  朗大