尚絅学院大学第二体育館建設について~着工から竣工までの軌跡~Vol.2
2020/07/29
第二体育館は元々、体育教員養成のための施設として計画されました。また、授業だけではなく学生の課外活動や講演会、イベントなど学内外問わず様々な用途を想定しています。木造にこだわり「トラス工法」という特殊工法を用いており、安心してお使い頂けるよう、怪我防止のための工夫が施されている点も大きな特徴です。
ついに外観が!
6月、ついに全体的な建物の外観が見えてきました。実際に目の前で見ると迫力があって魅力的な外観です!
コンセプトの一つである「周囲との景観的親和性」を意識したデザインとなっており、色合いを決める際は教職員や学生の皆さんに
アンケートに参加いただき、最も投票数の多かった案に決定しました。ご協力いただきありがとうございました。
木の温かみ溢れる…
建物の内観です。天井のトラスが現しとなっており、見ているだけで木の香りが漂ってくるようです。
メインフロアには畳敷きの柔道場1面とフローリングの競技場1面を配しています。
今回の建物は体育教員養成のための授業での使用だけではなく、各種イベントや講演会、地域の皆様の活動など
様々な用途を想定して設計した「多目的な体育館」となっています。
大きな鏡が!
競技場の奥には用具庫があり、その前面には高さ180cm、横9mの鏡が張ってあります。武道での型の確認やダンス練習など
様々な場面で活用いただけます。使わないときには蓋をして閉じておくことも可能です。
また、鏡があることで視覚的に空間に解放感を与える効果や、照明を反射させ明るく見せてくれる効果が期待できます。
付属設備も揃っています
メインフロアの脇には多目的トイレ、男女トイレ、フリースペースや男女の更衣室が配置されています。
最低限の附属設備としつつも、それぞれのスペースにおいて使いやすいような工夫がなされています。
使い方は自由ですよ!
ここはフリースペースとして使える部屋です。中央にアコーディオンカーテンを設置しているため、
1つの部屋として使うこともできますし、2つに分けて使うことも可能です。
壁面はスクリーンがなくてもプロジェクター投影が可能なようにシンプルな白色を基調としています。
Vol.1、2と第二体育館の紹介をしてきましたが、最後となるVol.3では現在の第二体育館の様子を動画にしましたので、
ぜひご覧ください!
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→Vol.1はコチラより
→Vol.3はコチラより