学校法人尚絅学院

グッドデザイン賞とは、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。この賞は家電やクルマなどの工業製品から、住宅や建築物、各種のサービスやソフトウェア、など、有形無形を問わず、人によって生み出されるあらゆるものや活動を対象としています。このコンペティションで賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められ、最新のアンケート調査では、Gマークの認知率は88%に及んでいます。
 
今年は審査対象数3400件のなかから1212件が選ばれ、その中の1つに本学礼拝堂が選ばれました。審査においては、「身体・人間」「生活」「産業」「社会・環境」のそれぞれの視点から審査委員により総合的に評価されます。

尚絅学院大学礼拝堂の評価については、下記の通りとなります。
【審査委員の評価】
大学内の礼拝堂である。北欧的な静謐なデザインを内外に展開し、礼拝堂らしい落ち着いた環境をつくりだしている。広場から中庭、礼拝堂というシーケンスも礼拝堂の存在を高めるように配慮されている。350席という中規模の礼拝堂として、平面計画、断面計画ともに、的確なスケール感が導入されていることが高く評価された。
 
担当審査委員　／　千葉 学 （ユニット長）、乾 久美子、高橋 晶子、安田 幸一
 
【仕様】
設計・施工業者：株式会社竹中工務店　東北支店
建築期間：着工2011年8月　　竣工2012年10月
構　造：鉄筋コンクリート造　一部鉄骨造　準耐火建築物
建築規模：地上１階・地下１階建
延床面積：669.97㎡（202.67坪）
建築面積：745.69㎡（225.57坪）
座席数：350席（最大450席：多目的ルームを含む）
設計・施工：株式会社竹中工務店
パイプオルガン：25ストップ　独クラッセン社製（株式会社望月オルガン）高さ8.8ｍ