里山再生プロジェクト公開講演会「里山の恵みを未来につなぐ」
2020/01/14
産業革命以降、薪炭林としての利用により豊かな自然を育んできた森に人が入らなくなり、多様性が失われつつあります。地球温暖化が進行する中、共有財である「森」と「人」がどのように関わっていくべきでしょうか?
本イベントでは、学校法人尚絅学院が2 0 1 6 年より始めた尚絅の森『里山再生プロジェクト』に関する活動報告をはじめ、経済・民俗・文化の観点から、研究・活動されている方たちが、現在の取り組みをご紹介し、森づくりの可能性を探ります。
わたしたちの生活に欠かせない森について、市民のみなさんと気軽に話し合い、有意義で楽しいひとときを過ごせたら幸いです。里山や森に興味、関心がある方でしたら、どなたでもご参加いただけますので、ご来場お待ちしております。
企画概要
■日時:2月11日(火・祝)10:00~13:00
※入場無料
■場所:名取市増田公民館 ホール
宮城県名取市増田4 丁目7番30号 北棟4F
■プログラム
10:00|オープニング「共有財としての森」
ー 佐々木 公明 / 学校法人尚絅学院 理事長
10:10|講演「木づかいの現状」
ー小泉 智 / 仙台地方振興事務所 林業振興部 林業振興班 技術次長
業としての森づくりの現状をはじめ、人工林や放置林の状況やこれからの未来に向けた可能性について
お話いただきます。
10:45|パネルディスカッション
ーファシリテーター:海藤 節生 / NPO 法人水守の郷七ヶ宿 理事長、尚絅学院大学 客員研究員
ゲストの皆様より、森の空間利用や燃料としての薪の利用、里山の獣害と食を結ぶ取り組みなどを話題提供いただき、里山の恵みを未来へつなぐための「森づくりの可能性」についてディスカッションを行います。
終了後、 同会場で鹿肉スープや飲物を囲みながら参加者同士の交流を深めます。お気軽にご参加ください。(~13 時ごろまで)
■出演者
東 愛子 / 尚絅学院大学社会部門 准教授
渡邉 春輝 / 尚絅学院大学 東研究室ゼミ生・3年生
専門は環境経済学で分散型電源を活用するための電力市場制度設計が研究テーマ。
大学の里山再生プロジェクトでは、整備内容の異なる森の評価指標を作るべく調査中。
西間木 由美 / 一般社団法人ボディジャンプ 代表理事
16 年にわたり、行政・各運動施設にて赤ちゃんから高齢者までの運動指導を行う。
教職員・スポーツ指導者向け研修会や「感覚」を大切にしたプログラムの開発・普及にも取り組んでいる。
木平 英一 / 株式会社ディーエルディー バイオエネルギー事業部
薪ストーブ普及率の高い長野県伊那市にある薪ストーブの輸入代理店で、薪にはNG とされた針葉樹を利用した
便利な自動宅配薪システムを構築。宮城県にも支店があり仙台市や名取市などで同様の薪宅配がされている。
小野寺 望 / 食猟師
牡鹿半島などでニホンジカの有害獣捕獲を担い、狩猟や野生食材の採取をしながら、食材の育つ背景を伝える食猟師。全国の名だたるシェフから小野寺さんの仕留めた肉を使いたいと引き合いが来る。
申込方法
以下のいずれかの方法にてお申し込みください。
①フォーム
以下の申し込みフォームから必要事項をご入力ください。
https://business.form-mailer.jp/fms/fce1c017116015
②電話
事務局へお電話(0223813332)にて申し込みください。
■事務局:学校法人尚絅学院 経営管理部総務課(担当:吉田)
住所:名取市ゆりが丘四丁目10番1号
TEL:022-381-3332
E-mail:somuka@shokei.ac.jp