尚絅学院は、1892年アメリカ合衆国のハプテスト派教会が派遣した女性宣教師たちによって創設されました。彼女たちは校名の出典である「衣錦尚絅」と、聖書の言葉に示された人間のあり方を建学の精神とし、内面を豊かに飾り、謙遜な心をもって他者と共に生き、社会に貢献する女性の教育に力を注ぎました。
尚絅学院の教育は、授業や行事などすべての教育活動がキリスト教の精神に基づいています。聖書を通して愛と奉仕の心を育み、社会の中で「他者とともに生きる」ことを学びます。
中国の古典の『中庸』の中にある言葉で「錦(ニシキ)を衣(キ)て、絅(ケイ)を尚(クワ)う」と読む。中に錦すなわち金・銀糸やあざやかな色糸で織られた美しい着物を着ていても、それを見せびらかすのではなく、その上に麻の打ち掛けをかけて錦のきらびやかさをつつましく被う、という意味で、謙虚・謙遜な人柄、生き方を教える言葉。
「あなたがたの装いは、編んだ髪や金の飾り、あるいは派手な衣服といった外面的なものであってはなりません。むしろ、それは、柔和でしとやかな気立てという朽ちないもので飾られた、内面的な人柄であるべきです。このような装いこそ、神の御前でまことに価値があるのです。」
「ペトロの手紙 I」3章3~4節